idea factory from newspaper 2003 10 10
体育の日
昔は、今日が、「体育の日」という祝日だったのです。
日本では、スポーツというものが、一般の人に、
まだ、十分に確立していないと思います。
この分野は、欧米に比較して、遅れている分野です。
スポーツ技術の輸入も必要ですが、
どうしても、日本人は、スポーツを始めると、
過度にスポーツをやりすぎてしまいます。
その人の体力や年齢にあった運動量があります。
この適度な運動量の測定が、まだ、確立していないと思います。
科学技術や生産技術は、世界で最高水準になりましたが、
スポーツやレジャー、そして、リゾートは、
欧米に比較して、遅れている分野です。
よく言えば、この分野は、将来、成長性があるということでしょう。
歩く。
これは、脳を活性化させます。
アイディアに困った時は、歩くことです。
しかし、日本人は、健康維持と称して、歩いていますが、
これが、自己流で、足に負担がかかったり、
過度に歩きすぎたり、あまり上手とは言えません。
歩き方も悪いですが、靴も、適切な靴を履いていないように見えます。
歩き方、靴の選び方。
こうしたことは、親も学校も、教えてくれなかったのかもしれない。
改革(reform)
郵政の民営化についての記事がありました。
結局、「先送り型」に落ち着きましたね。
やはり、首相は、抵抗勢力に負けましたね。
そもそも、抵抗勢力の力を借りて、再選できたのですから、
当然の結果でしょう。
抵抗勢力から見れば、
首相は、敵ではなくて、
自民党を延命させるための手段です。
自民党は、政権を維持するためなら、
主義・主張は関係ありません。
ある時、宿敵だった社会党と手を組んで、
社会党の党首を首相にして、政権を獲得したり、
また、ある時は、あれほど批判した公明党と手を組んで、
政権を維持したり、何でもありですね。
かつて、自民党幹部が、演説で、
公明党の問題点を、徹底的に批判した時があります。
しかし、今は、その公明党と手を組んで、選挙を乗り切ろうとしています。
これで、選挙の時は、
自民党は、公明党に支配される政党になりました。
延命の道具として、
社会党を利用し、
公明党を利用し、
今は、小泉首相を利用しています。
小泉首相は、困難な立場になっていますね。
この原因は、小泉氏そのものに原因があります。
どんなに優秀な人でも、人間一人の力では限界があります。
将来、首相になりたいならば、
理想を同じくする仲間を作っていく必要があったのです。
小泉氏は、今まで、個人プレーに頼りすぎていました。
それは、将来、首相になるとは考えてもいなかったからでしょう。
同じく、改革を断行した中曽根氏と比較すると、
これは、よく、わかります。
中曽根氏には、同氏の理念を、何が何でも、実行してくれる同志がいました。
こういう同志が、たくさんいました。
今の首相には、同志は、竹中氏でしょうか。
しかし、竹中氏は、内閣が誕生してから、同志にしたのでしょう。
これでは、心許ないです。
理想のためなら、最後まで行動を共にするという生涯の同志が必要だったのです。
これが、小泉氏と中曽根氏の、明暗を分ける原因です。
目を産業界に向ければ、よくわかります。
ホンダという自動車会社を設立したのは、本田氏です。
本田氏を、経営の神様のように、思っている方もいるでしょうが、
しかし、本田氏一人では、今のホンダはなかったのです。
本田氏を支えてきた、優秀な同志がいたのです。
ドル安(weak dollar)
今日も、ドル安についての記事がありました。
「日本が、巨額の、円売り介入で得たドル資金を、アメリカ国債で運用し、
結果的に、これが、アメリカの債券市場を支えている」
しかし、このアメリカ国債が、円に評価すると、巨額の損失になっているはずです。
アメリカ政府の経済政策の分野において、人材難の問題もありますね。
今のところ、FRB議長を信頼して、乗り切るしかありません。
アメリカの宗教(American religion)
アメリカの宗教を言う時に、
キリスト教右派という表現がでてきます。
しかし、私から見れば、特に、右派には見えません。
キリスト教常識派だと思います。
ただし、この宗派にも問題があります。
まず、第一に、イラク戦争に、明確に反対しなかったことです。
次に、この宗派は、純粋なキリスト教ではありません。
キリスト教に、ユダヤ教が混ざった宗派です。
キリスト教＋ユダヤ教＝アメリカの民族宗教。
アメリカは、キリスト教の精神を忘れています。
汝の敵を愛せ。
剣を持つ者は剣で滅びる。
わたしの言うことを、ただ聞くだけで、実践しない者は、
砂の上に家を建てた男に等しい。
You have heard that it was said,
'Love your friends, hate your enemies.'
But now I tell you:
love your enemies and pray for those who persecute you,
so that you may become the children of your Father in heaven.
For he makes his sun to shine on bad and good people alike,
and gives rain to those who do good and to those do evil.
「あなたがたも聞いているとおり、
『隣人を愛し、敵を憎め』と命じられている。
しかし、わたしは言っておく。
敵を愛し、自分を迫害する者のために祈りなさい。
あなたがたが、天の父の子となるためである。
父は、悪人にも、善人にも、太陽を昇らせ、
正しい者にも、正しくない者にも、雨を降らせてくださるからである。」
秤を持つ者は、誰か。
父とは、神のことです。
また、父とは、地球神を意味しています。
地球を治める神のことです。